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肋骨骨折 ~呼吸や咳で痛む背中や胸~

こんにちは!

鍼灸指圧 本間治療院の熊谷です。

 

とても強い寒気が来ているようで今朝もとても寒かったですね!

ここまで寒いのであれば、2月ころはどんなに寒いものかと思ってしまいますね。

寒さが強いので暖房のみならず、身体を温めるように入浴にも気をつけて冷えに対する対策をしていきましょう!!!

 

今回のブログでは

肋骨骨折についてご説明したいと思います。

 

鍼灸院で骨折!?

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが頻度の多い骨折のため、骨折しているとわからずに来院される方もいらっしゃいます。

そのため当院で検査をした際に肋骨骨折を疑われるケースがあります。

当院での検査で肋骨骨折を疑われた方には整形外科での検査をお勧めします。

 

では簡単に肋骨骨折について説明したいと思います。

 

肋骨骨折

 

1発生起序(どうして骨折したか)

①直達外力(直接的な肋骨へのダメージによって骨折するもの)

・墜落、衝突などにより身体の内側に向かって骨折する。

②介達外力(直接的に肋骨へのダメージは無いものの骨折したもの)

・骨粗しょう症の進行した方では激しい咳やくしゃみで発生することもある。

・胸の前後や脇腹の左右方向から圧迫が加わり骨折することがある。

 

2好発部位(骨折しやすいところ)

①第5~8肋骨(特に第7肋骨)

②ゴルフスイングによる疲労骨折は利き手とは逆の第2~9肋骨角付近が多く、特に

第5・6肋骨に多い。

※第1・2肋骨、第11・12肋骨はまれ

・第1・2肋骨は比較的深い部分に位置し、鎖骨・肩甲骨・肩や胸周りの筋肉に守られ、また他の肋骨と比べ、短く幅が広く、地面と水平に近い走行のため、外力からの抵抗性があるため骨折がまれです。

・第11・12肋骨は浮遊肋とよばれ、第1~10肋骨とは違い胸側では骨と関節せず脇腹付近で終わっている肋骨です。そのため運動性が大きいため骨折はまれです。

 

3症状

1)疼痛:深呼吸・くしゃみ・咳などでとても痛む。

2)軋轢音(あつれきおん)(注1):痛みの出ている部分に手のひらを当て、深呼吸をしてもらうとゴリゴリ

とした感じを感じる場合がある。

3)転位と変形:多発骨折(注2)以外はほぼ見られない。

 

4予後(治療後の経過)

一般的に良好。

骨癒合(注3)まで約3週間。

 

(注1)軋轢音(あつれきおん):骨折した部分が動いてしまうときに骨折部位が擦れて音を出すもの。

(注2)多発骨折:2本以上の骨が同時に骨折したもの。

(注3)骨癒合:骨がくっつくまでの期間

 

以上が肋骨骨折についてです。

症状としてよくあるのが呼吸をしていても痛みが出ている方が多いです。

しかし、完全に折れている場合ではなく、骨にひびが入っている場合には痛みが筋肉に痛みがあるように感じる場合があります。

 

そのため、骨折しているとは思わずに当院へ来院する方がいらっしゃいます。

当院では触診・問診・音叉による検査などによって筋肉性の痛みなのか、骨折が疑われるのかを判断いたします。

 

骨折が疑われる際には整形外科への受診をお勧めしております。

骨折の疑いが無い症状に関しましては当院で治療をすることが可能です。

 

痛みや違和感がある際には速やかに治療を受けることをお勧め致します。

 

 

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