こんにちは!
鍼灸指圧 本間治療院の熊谷です!
皆様、台風は大丈夫でしたでしょうか?
なかなか大変だった人もいれば運よく外にでる用事が無かった人もいるみたいですね!
今週末も台風が上陸する可能性がありますので体調管理を十分に行いましょう!!
本日の本題です!!!!
今回からは石灰沈着性腱板炎という疾患についてです!
石灰沈着性腱板炎は肩関節の疾患の中でもっとも激しい痛みを訴える疾患といわれています。
この疾患は、その名の通り腱板の内部に石灰(リン酸カルシウム結晶)沈着が発生し急性の炎症が生じる疾患です。しかし、石灰沈着がレントゲン検査において確認されたとしても痛みなどがない場合は石灰沈着性腱板炎として扱うことはせず、単なる腱板内部における石灰沈着であり、石灰沈着性腱板炎は痛みなどの症状が出てきた際に始まります。
症状としましては、夜中に激しい痛みを肩関節に感じることから始まります。
痛みが強度なため肩関節を動かせず、睡眠も妨げられてしまいます。
石灰沈着性腱板炎は症状により3つに分けられます。
発症後1~4週で強い症状が出てくる急性型、1~6ヶ月間中等度の症状が続く亜急性型、6ヶ月以上運動時痛などの症状が続く慢性型などがあります。
石灰沈着性腱板炎は激しい疼痛を訴えるため、数回の鍼灸治療で軽減の兆しを感じられないときには専門医による石灰沈着物の吸引を必要とすることもあります。
しかし、多くの患者さんは鍼灸治療後に順調に経過し、痛みが軽減する方が多いです、そのため、違和感や急な痛みなど何か気になることがありましたらご相談ください!!!
鍼灸指圧専門 「本間治療院」