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肩甲上腕リズム~肩の動きの仕組み~

こんにちは!

 

鍼灸指圧 本間治療院の熊谷です!!!

 

日が落ちるのが早くなり、5時を過ぎるともう暗い時期になりましたね。

薄暗い日時間帯が事故が多くなりますので歩いている方も自転車の方も車の方も気をつけるようにしましょう!!

 

また、朝夕の寒さがもう冬のように落ち込んできています。

体を冷やしてしまうと筋肉などの柔軟性が落ち、思わぬ怪我や痺れ、痛みなどを引き起こすことがあります。

外出時には一枚多く着込むなど、体を冷やさないようにして出かけましょう!

 

本題になります!

今回のブログは肩甲上腕リズムについてです。

 

まず、 肩関節の動きの中で腕を身体の真横に挙げていく動作を外転といいます。

その肩関節の外転のときに連動して肩甲骨が動くことを肩甲上腕リズムと言います。

 

健康上腕リズムは肩関節を動画のように動かしたときに、肩関節外転30°付近から腕が2°外転していくと1°肩甲骨が上方回旋していくと言われています。

下記画像の矢印のように動くことを上方回旋といいます。

 

この肩甲上腕リズムには個人差がありますが、上腕骨の動きが2°に対して肩甲骨の動きが1°の2:1の数値が標準的な指標となっております。

 

肩甲上腕リズムが乱れている際には、健常なリズムの方と比べて、代償性の運動が出てきます。

一例をあげると、同じ90°の外転運動であっても本来ならば肩甲骨の上方回旋が30°に対して上腕骨の外転運動が60°の動きであるべきものが、上腕骨が50°しか外転しないために肩甲骨が40°上方回旋するという動きが出てきます。

 

このような状態になるということは、肩甲骨にくっついている約18の筋肉と、肩甲上腕リズムに関係する約8関節の内のどこかに負担をかけている状態になり、動く範囲を狭めたり、痛めてしまう原因となってしまう可能性があります。

 

肩甲上腕リズムは指標の一つですが肩関節の動きを判断するのに重要になってきます。

若干の動かしにくさや違和感があるときには肩関節周りの多くの筋肉や関節に負担をかけているため、筋肉のバランスや関節の動きに支障が出てきます。

筋肉や神経などの痛みや違和感などを取り除くと、肩関節周りの動きやバランスなどを整い動く範囲なども正常に戻ることがあります。

肩の動きや痛みなど、気になることがありましたら鍼灸治療で改善していきましょう!

 

 

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