こんばんは!
鍼灸指圧 本間治療院の研修生の小林です!
連続して坐骨神経痛の起きやすい疾患を紹介しています!
第1回 椎間板ヘルニア
第2回 変形性脊椎症
第3回 椎間関節症
第4回 脊椎すべり症
第5回 脊柱管狭窄症
第6回 梨状筋症候群
第7回 仙腸関節障害
第6回目の今回は梨状筋症候群についてご紹介いたします!
まず、梨状筋症候群とはお尻の深いところにある筋肉が硬くなることで、下肢に痛みやビリビリしたしびれなどの症状が出る疾患です!
原因としてはデスクワークによる長時間の座りっぱなしやランニングなどのスポーツ、日々での生活の動きの癖によりお尻周囲の筋肉に疲労が溜まり、筋肉が硬くなることで仙骨(骨盤の中央にあり、背骨の下端に位置する骨)と呼ばれる場所から出る坐骨神経を圧迫することによって、下肢に痛みやしびれなどの症状が出ます。
特に長時間のお尻を圧迫し続けることにより、お尻の筋肉が疲労し、筋肉が硬くなり、血行不良となり、筋肉の硬結(コリ)を強くしてしまいます。
女性では生理の影響により、お尻周りの筋肉が硬くなることがあり、生理中に症状が強くなることがあります。
症状としては主にお尻から足先にかけてビリビリしたしびれが主な症状です。
長時間のお尻の圧迫(デスクワーク、車の運転)や股関節やお尻に負荷のかかる運動などで痛みやビリビリとしたしびれが強くなります!
(例:お尻から太ももの裏、ふくらはぎに主にビリビリしたしびれが出ます。)
治療としてはお尻から足先のかけてビリビリとした痛みやしびれ等の症状の改善を目的として治療を行います。
その治療法の一つとして自律神経の調整を行います!
自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経があります。
交感神経は仕事をしている時や集中している時に優位になる神経で、副交感神経は時睡眠や食事・休息などリラックスしている時に優位になる神経で、この2つの神経のバランスいいことで心身ともに良い日常生活を送ることができます!
ですが、交感神経が優位になることで、体が常に緊張状態となり、筋肉が硬くなったり、血管が収縮します。
交感神経が働き過ぎてしまうことでお尻や下肢の筋肉が硬くなり、お尻や足先の神経を圧迫して「尻から足先にかけてビリビリとしたしびれ」の症状を強くしているので、当院独自の自律神経調整法を用いて交感神経の緊張を解き、お尻や股関節周辺の筋肉だけでなく、全身の緊張を和らげる施術を行います!
梨状筋症候群では長時間のお尻や股関節周辺の圧迫や疲労が原因で筋肉が硬くなることで、硬結(コリ)ができます。その筋肉の疲労や硬結(コリ)を取り除くことで神経への圧迫を和らげ、症状の改善に努めていきます。
お尻から足先にかけてビリビリとした強いしびれや痛みの症状でお悩みの方は当院までご相談ください!
鍼灸指圧専門 「本間治療院」