こんにちは! 鍼灸指圧 本間治療院の岡本です。
前回まで、五十肩についてご紹介しました。
今回は、五十肩の原因の一つでもある腱板断裂についてご説明します。
腱板断裂とは、腱板という腕の骨(上腕骨)と肩甲骨をつないでいる腱が傷ついてしまい、痛みが出たり動かしにくくなってしまう症状です。
腱板には、肩の後ろにあり、腕を外に回す棘下筋腱、小円筋腱と前にあり、腕を内に回す肩甲下筋腱、上にあり、腕を挙げる棘上筋腱の4つがあります。
腱板が完全に切れてしまうことは、腕を強く打つなどの原因がない限りあまりありませんが、重いものを持ったりして肩関節に負担をかけすぎてしまうと、腱板が磨り減って傷つき炎症を起こしてしまうことがあります。
腕の外側の痛みや、夜眠れないほどの痛み、肩を挙げづらくなるといった五十肩の症状が出やすいのが特徴です。
鍼灸治療により、傷ついた腱の炎症を抑え、腱板付近の筋肉のこりや固まりを改善します。
また、鍼灸治療では、傷ついた腱の周りの筋肉のサポートをし、スムーズに肩を動かせるようにし、傷ついた腱板に負担を減すことも可能です。
腱板断裂でお困りの方はぜひ鍼灸治療をおすすめします。
鍼灸指圧専門 「本間治療院」