こんばんは!!
鍼灸指圧 本間治療院の小林です!
連続して頭痛の疾患を6回に分けてご紹介しています!
第1回 片頭痛
第2回 緊張性頭痛
第3回 群発性頭痛
第4回 後頭神経痛による頭痛
第5回 三叉神経痛による頭痛
第6回 薬剤の使用過多による頭痛
第5回目の今回は三叉神経痛による頭痛についてご紹介いたします!
まず、三叉神経とは頭と顔に分布している神経で主に顔の(痛み、熱い、冷たいなど)感覚を支配している神経です。
その三叉神経が顔の血管に圧迫されることにより、頬のあたりにビリッとした痛みなどを発症する症状のことを三叉神経痛と呼びます!
三叉神経痛による頭痛の原因としては主に精神的・肉体的なストレスによるものが多く、日常のストレスが多くなることで、交感神経が強く働いてしまい、筋肉が常に緊張状態になり、血液の循環が悪くなり、血管や神経が圧迫されることにより、頭痛が起こります。
また首や肩のコリや疲労などで頭痛が強くなります。
症状としては片側のこめかみから顔(頬~顎にかけて)電気が走るような強い痛みを生じます!特に三叉神経痛での痛みは神経痛の中でも最も激しいと言われています。
また発作的に数秒から数分間激痛が起こり、このような症状が繰り返し発症します。
特に片側のこめかみから顔(頬~顎)を圧迫したり、洗顔、歯磨きや髭剃り、冷たい風に当たると症状が強く出ることがありますのでご注意ください!
治療としてはまず生活リズム(自律神経)の改善が重要になってきます。
まず、自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経があります。
交感神経は仕事をしている時や集中している時に優位になる神経で、副交感神経は時睡眠や食事・休息などリラックスしている時に優位になる神経で、この2つの神経のバランスが良いことで健康でいられます。
しかし、交感神経が働き過ぎてしまうことで筋肉が硬くなり、血管や神経を圧迫して「片側のこめかみから顔(頬~顎にかけて)電気が走るような強い痛みの頭痛」の症状を強くしているので、当院独自の自律神経調整法を用いて交感神経の緊張を解き、全身の緊張を和らげる施術を行います!
そして当院は筑波技術大学 保健科学部保健学科の助教授 近藤 宏先生と頭痛に対する鍼灸治療の有効性及び費用対効果について研究を行っております!
この研究では16歳以上の方で3ヶ月を超えて1ヶ月1日以上頭痛がある方を対象に、3ヶ月間の鍼灸治療による費用対効果や頭痛の程度、日常生活への支障度等にどのような効果を与えることができるか検討することを目的としています!
頭痛は国民の1/4が訴える愁訴であり、特に慢性頭痛は3000~4000万人いると言われており、著しくQOL(生活の質)を低下させることが報告されています!
また頭痛では1年間発作に悩まされずに健康に暮らすためには約200万円の余計な支出が必要となることも報告されていて、頭痛は経済的にも損失が大きいと言えます。
頭痛が多く出る方は、頭痛の症状だけではなく、頭痛薬の服用時に起こる薬の副作用などでお困りの方も多くいらっしゃると思います。
そこで、当院では副作用のない鍼灸治療行い、頭痛の回数を減らし、頭痛をなくしていくことを目的として治療を行っております!
片側のこめかみから顔(頬~顎にかけて)電気が走るような強い痛みの頭痛が出るなどの症状でお悩みの方は当院までご相談ください!!
鍼灸指圧専門 「本間治療院」