こんにちは!本間治療院の熊谷です。
最近気温の変化が激しく、昼間は蒸し暑く、朝と夜は少し肌寒い日が続きます。
さらに雨や台風などで低気圧になると体調を崩される方も多いのではないのでしょうか?
たまに祖父や祖母が「何だか肩が痛くなってきたから明日は雨かもなぁ」と言っていたことを思い出します。
さて今日は肩こり!!
最近よく聞く首ポキ、首をならすことの危険性についておしらせします。
首をポキポキ鳴らすのは良くないと良くニュースや雑誌などで取り上げられていますね。
関節がポキポキと鳴る仕組みは、簡単に言いますと、関節の中の液体中に有る気体がはじける音です。専門用語ではキャビテーションと言います。どうして液体の中から気体が発生するのかと言いますと、関節を伸ばすことによって関節内の容積が増えます。そのため、関節内の液体の水圧が低くなり、液体の中に溶けていた気体が溶けていられなくなるため、気泡となって外に出ようとしたときに破裂し、ポキポキと音が鳴るのです。
少なからずとも空気の破裂によって神経や血管などに刺激が加わります。
特に、椎骨動脈や椎骨静脈は関節の近くを走行しており、関節内での衝撃が血管の内部を傷つける可能性もないとはいえません。その為、首ポキを繰り返すことによって後々に大きな疾患に繋がる可能性があるので、出来るだけ関節をならすことを避けて頂きたいですね。
首をならしてしまうと言うことは首をそれだけ気にしていると言うことになります。
気になる症状がありましたら鍼灸治療によって改善しましょう。
鍼灸指圧専門 「本間治療院」