こんにちは!
鍼灸指圧 本間治療院の研修生の小林です!
首・肩・手に起きやすい疾患を7回に分けて紹介いたします!
第1回、頚部神経根症
第2回、胸郭出口症候群
第3回、頚腕症候群
第4回、五十肩
と続きまして本日は第5弾として腕神経叢(そう)炎についてご紹介します!
まず腕神経叢(そう)とは脊髄神経から分かれ、頭・背中・肩部・鎖骨・腕へ繋がる神経の集まりを指します。
その腕神経叢(そう)炎の主な原因は首や肩においての神経の圧迫が主な原因とされています。
特に腕神経は首から肩にかけて多く出ており、首肩で複雑に絡み合っている神経なため、普段から首や肩のコリがある人や首や肩に大きな負担がかかるお仕事をされている方は要注意です!!
例えばデスクワークの多い方や重たい荷物を担ぐことの多い仕事の方には特に首や肩にかけて大きな負担がかかりやすく、腕神経叢(そう)炎になりやすいと言われています。
またバッグなどを片方の肩にかける癖のある方も注意が必要です!
症状としては肩の痛みやコリ、腕から指先にかけてのしびれ、脱力感などが主な症状です!
また症状が強くなると腕が上がりにくくなったり、指を動かしづらい、肩や肘の動作が困難になるなど、さまざまな症状が出てきます。
治療としてはまず症状に出ている部分だけを治療するのではなく、根本的な原因になっている交感神経の緊張を解く治療を行います!
交感神経は激しい運動や集中している時(働いている時)などに活発になる神経で、その交感神経が働き過ぎてしまうことが原因で筋肉が硬くなり、また筋肉が硬くなることで首や肩の神経を圧迫して腕神経叢(そう)炎の症状「肩の痛みやコリ、腕から指先にかけてのしびれ、脱力感」を強くしてしまっているので、当院独自の自律神経調整法を用いて交感神経の緊張を解き、首や肩周辺の筋肉だけでなく、全身の緊張を解く施術を行います!
その後、腕神経叢(そう)炎に対する経穴(ツボ)を使い治療します!
腕神経叢(そう)炎では首や肩周辺の筋肉が疲労し、筋肉が硬くなっているため、筋肉の疲労や硬結(コリ)を取り除くことで神経の圧迫を和らげ、症状の改善に努めていきます。しびれや脱力感などの症状がある方にも詳しくお話を聞いて、患者様一人ひとりに合わせた治療を行っております!
肩の痛みやコリ、腕から指先にかけてのしびれ、脱力感でお悩みの方は当院までご相談ください!!
鍼灸指圧専門 「本間治療院」