こんにちは!本間治療院の相馬です。
今日から数回に分けて、訪問鍼灸マッサージのお話をしたと思います!
男性70歳。
外傷性脳出血後遺症にて、10年前から少しずつ動けなくなり、現在は寝たきり状態。
左肩と左肘の拘縮が強く、肩と肘が痛むとのことで訪問治療開始。
一年以上前からある拘縮については、「改善させる」というよりは、「進行を予防する」ことが第一目標となります。
週3回、鍼とマッサージにより筋肉をほぐし、また、自力で動かせない方向に肩や肘を動かしてあげることで、
普段動かせていない筋肉を伸び縮みさせ血行促進に努めました。
痛みはなくなりましたが、拘縮の進行予防の為、治療継続ご希望となり、その後も訪問治療を続けております。
オムツ交換や、ベッドと車いす間の移乗の際に、奥様の負担が少しでも軽くなるように、
腹筋や足に力を入れる運動を取り入れました。
訪問治療を開始してから3週間ほどたったある日、奥様が私の顔を見るなり
「先生先生!聞いてよ!オムツ交換や、ズボンをはかす時にね、自分からお尻を上げるようになったのよ!
全く動けなくなって3年間、今まで上げたことなかったのに~!
着替えさせるのがおっくうだったけど、楽。ほんと、楽になりました。ありがとうございます!」
介助がとても楽になったと、奥様は大変お喜びになられていました。
奥様の介助負担が減り、笑顔が増えました。
奥様の笑顔を見て、ご主人様も笑顔になりました。
奥様が喜ぶので、ご主人様も積極的に身体を動かすようになりました。
嬉しい報告でした^^
続きは、1週間後UPします(^^)
鍼灸指圧専門 「本間治療院」