こんにちは! 鍼灸指圧 本間治療院の岡本です。
前回はぎっくり腰が原因の腰痛を説明しました。
今回は、脊柱管狭窄症について説明します。
脊柱管狭窄症は、40代後半から多くなり、50~60代にかけて急増する腰痛の原因の1つです。
脊柱管とは腰椎の背中側にあり、神経や靭帯が通っている空間です。
脊柱管の中で靱帯が分厚くなったり、周りの骨が変形してしまうと、脊柱管が狭くなり神経が圧迫されてしまいます。
そのため、腰痛だけではなく足のしびれや感覚異常も発生することが多いです。
脊柱管狭窄症による腰痛は、
背中を伸ばしたり反ったりすると痛みが強くなり、前かがみになると楽になる特徴があります。
また、少し歩いただけで痛みのため歩けなくなり、少し休むと回復する、
間欠跛行という症状も特徴の1つです。
脊柱管狭窄症は、治療をせずにそのままにしてしまうと、神経に傷が出来てしまい、
腰痛やしびれといった症状が治りにくくなってしまうことがあります。
腰痛、太ももの痺れ、ふくらはぎの痺れや違和感、すねの痺れなどがある場合は
そのままにせず早めに鍼灸治療を受けることをおすすめします。
鍼灸治療は脊柱管狭窄症による腰痛の痛みを軽減し、
腰周りの筋肉にかかる負担を軽減する事ができ、症状を改善させることができます。
鍼灸指圧専門 「本間治療院」