こんばんは!!
鍼灸指圧 本間治療院の小林です!
連続して腰を曲げたり、反らしたり、横に倒したり、回したりと腰の動きに対してどの様な筋肉が使われスムーズな動きをしているのかをご紹介致します!!
第3回目の本日腰を横に倒す時に使う筋肉と腰痛との関係性について説明致します!
まず腰を横に倒す時に使われる筋肉は主に腹斜筋(内腹斜筋・外腹斜筋)、腰方形筋と呼ばれる筋肉が主に作用する事で腰を倒す動作を助けています!
腹斜筋は腰を曲げる時に使う筋肉で紹介しましたが、腰方形筋も腹斜筋と同じような走行をしています!
腰を腹斜筋や腰方形筋も腰を曲げる・反る筋肉同様に日常生活で何気なく行なっている動作により腰痛を引き起こしやすく、皆様が思っているより負荷のかかりやすい筋肉の1つです!
前回も説明しましたが、筋肉には起始、停止という筋肉が起こり、終わる部位が大事になってきます!
筋肉の起始は体幹の近い場所を指し、停止は体幹から遠い場所のことを指します!
また起始が支点となり、停止が作用点となり体が動きます!!
腹斜筋の起始は鼠径部(パンツライン)、腸骨稜(骨盤の最上部)から始まり、恥骨に停止します!
腰方形筋の起始は腸骨稜(骨盤の最上部)から始まり、1番下の肋骨と腰の骨の側面に停止します!
このように腹斜筋と腰方形筋はほぼ同じ起始停止により、体を横に倒す動きをサポートしていることがわかると思います!
なので普段の日常生活で片手で荷物を持ったり、物を床から取り上げる動作が多くなってしまう事により、腹斜筋・腰方形筋が引っ張られている状態になる事で腰痛の大きな原因となります!
特に腰方形筋はに足を組む動作で筋肉が収縮している状態な為、長時間足を組む座り方をしていると腰方形筋の柔軟性が失われ、腰痛の大きな要因になるので正しい姿勢で作業をすると共に足を組む癖がある方はなるべく足を組まないように意識してみましょう!!
また腹斜筋や腰方形筋はインナーマッスルと言われ、奥深くにある筋肉なのでこの2つの筋肉の疲労を取るためには鍼治療がおすすめです!!
そして定期的に腹斜筋・腰方形筋の疲労を取ってあげる事が腰痛改善に繋がります!
次回は腰を回旋する時に使う筋肉についてご紹介します!!
鍼灸指圧専門 「本間治療院」