こんにちは! 鍼灸指圧 【本間治療院】の熊谷です!
一昨日1月20日は大寒でしたね!
その割に日中は先週より暖かかったので、春の訪れを期待してしまいますね。
今回から腰痛についてご紹介させて頂きます。
腰痛の話に入る前に・・・
私たちの姿勢は脊椎が中心となって維持しており、成人の脊椎は7コの頸椎、12コの胸椎、5コの腰椎、1コの仙骨(5コの仙椎が癒合)、1コの尾骨(3~5コの尾椎が癒合)したものから構成されています。
しかし、骨同士がそのまま連結していたのでは、動くたびに骨同士がこすれたり削れたりしてとてつもない痛みが出てしまいます。そのため、骨と骨の間に椎間板と呼ばれるクッションがあり歩行時などの衝撃を吸収し、骨にかかる負担を分散させています。さらに、脊椎は横から見ると緩やかにS字状のカーブを描いており、衝撃を和らげています。
このようにして、立位や歩行の衝撃を和らげているのになぜ腰痛が起こるのでしょう?
腰痛の原因は、原因不明の場合が多いのですが、原因のある場合の多くは第4・第5腰椎と周辺の筋肉に異常が起きることが多いので、病院などでは腰の下の方をX線検査などで診察します。
第4・第5腰椎は、5コある腰椎のうち下部に位置しており、骨盤や腹筋群などの筋肉と共に上半身を支える重要な部分で有りながら、スムーズな動きをするために骨格組織が少なくなっているために構造的なもろさを持ち合わせています。
鍼灸指圧専門 「本間治療院」