こんにちは!
本間治療院の榊原です!
まだまだ日中は暖かいですが、だんだんと風が冷たくなってきましたね!
私は1年間で今の季節が一番好きですが、身体が冷えると調子が悪くなるのでカイロが手離せません!笑
皆さん!今年も身体を冷やさないようにお互いに気をつけましょう!
目次
鍼灸治療の適応で無い疾患
<非外傷性膝関節(膝の内側に原因がある場合)>
1. 膝の捻挫・半月板損傷・靭帯損傷
2. 大腿四頭腱断裂
3. 膝蓋靭帯の断裂
4. 膝関節および周辺の骨折
今回は<外傷性膝関節(膝の外側に原因がある場合)>の3.膝蓋靭帯の断裂についてお話いたします!
膝蓋靭帯とは?
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が集まり腱になったもので、膝蓋骨(膝の皿)からスネの骨(脛骨)についているため、膝を伸ばす動きにかかわります
膝蓋靭帯の断裂は膝蓋骨下端で起こる場合とスネの骨(脛骨)への付着部で起こる場合があります。
いずれも若いスポーツマンや小学生くらいのお子さんに好発しますが、膝蓋靭帯断裂に伴い付着部の骨剥離(断裂した靭帯とくっついていた骨が剥がれてしまう)や引きちぎり骨折(裂離骨折)を誘発する事があります。
膝蓋靭帯断裂はスポーツの競技中に発生することが多く、これが起こると激痛が走り、膝を伸ばすことか出来なくなります。
膝蓋靭帯が断裂すると、断裂部分に腫れと圧痛を訴え、膝蓋靭帯が繋がっていないために断裂部分が凹んでいることがわかります。また、左右の膝を比べると断裂した側の膝蓋骨(膝の皿)が太もも側に移動して見えます。
膝蓋靭帯が断裂してしまった場合は外科手術になるため、鍼灸治療は適応になりません。
ただ、術後の痛み改善や機能回復には鍼灸治療が適しています!なぜなら鍼灸治療とは、ご自身に備わっている自然治癒力を高めるものです!
鍼灸治療を行うことで、自分の治癒力を上げると患部の治癒力も上がるのです!
又、筋肉などの組織に鍼を刺入することで細胞に機械的刺激が与えられ、細胞が活性化し痛みの改善も行えるのです!
もし、膝蓋靭帯断裂の術後でお悩みの方がいらしたら当院にご相談下さい!
又は、ご自身で抱えている身体精神的な物が鍼灸治療の適応になるのか迷っている方もお気軽にご相談して下さいね!
以上!膝蓋靭帯断裂でした!
次回は、4. 膝関節および周辺の骨折についてです!お楽しみ!!