こんにちは!本間治療院の相馬です(^O^)
昨日心配されていた雪は、午前中パラパラ降った程度で、積もることもなく一安心でしたね♪
寒い日にはカイロが大活躍!
ってことで、カイロ話 第三弾
今回は、”低温やけどのしくみ”についてお話したいと思います。
心地よい温かさでも、直接肌に長時間密着すると火傷する可能性があります。
一般的に火傷は熱湯や炎、ストーブなどの高温の熱によって皮膚や粘膜がすることだと思われていますが、
“高温”の熱だけが原因ではなく、
45℃前後の心地よい温かさでも、長時間その熱源が皮膚に触れていると、
皮膚に深いダメージを与えることがあります。
これが“低温やけど”と呼ばれているものです。
50℃で3分間、44℃で6時間以上密着して皮膚が圧迫され続けると、
皮膚の細胞は変化するという実験結果も報告されています。
カイロや湯たんぽなどが皮膚を圧迫する状態が続くと、血管も押しつけられてしまうので、熱の逃げ場がなくなってしまいます。その結果、熱は皮膚の深部に伝わり、時間をかけてじわじわと皮膚の内部まで深く広がり、ダメージを与えていきます。
通常のやけどは、表面のダメージが最も激しく、内部にいくほど軽くなっていきます。
低温やけどは、見た目は軽傷でも、内部はそれ以上のダメージがあるのが特徴です。
皮膚の表面が少し赤くなっている程度で、ほとんど痛みのないような症状でも、
内部の細胞組織の一部が壊死して潰瘍状態になっているようなこともあります。
壊死した皮膚は再生しないので、その部分を切り取らなくてはいけません。
ここまでくると 治るまでに時間がかかる上、
傷跡が残ってしまうケースも少なくありません。
料理中のお鍋や火、沸騰したお湯以上に、
カイロは気をつけて使いましょう!!(^_^)/
鍼灸指圧専門 「本間治療院」