こんにちは。本間治療院加藤です。
今日は寝たきりについてお話しさせて頂きます。
寝たきりの状態、実は過度の安静状態【寝かせきり】から始まると言われています。
自力で動くことが困難な場合、じっとしておいた方が
ご本人も介護するご家族も楽なこともあるでしょう。
しかし、それにより様々な心身の機能低下を及ぼすことがあります。
筋萎縮、関節拘縮、床ずれ、骨粗鬆症、精神的合併症、括約筋障害(便秘・尿失禁)など
廃用症候群と言われるものです。
命に関わる肺塞栓症や誤嚥性肺炎、感染症などの全身の合併症の危険も高まります。
寝た状態を放置しておくとすぐに関節が硬くなり、
本来動く範囲よりもだんだん関節の動く範囲が狭まっていき、
寝たままで筋肉を使わない状態が続くと、次第に筋力が低下し、
そして起き上がろうとする意欲も低下していきます。
寝た状態が1週間続くとそれ以前の80%、3週間で32%、5週間経つと・・・
なんと8%まで筋力が低下するのです!!
リハビリは早期開始が望ましいです。
当院では関節拘縮・麻痺などがあり、
医師が鍼灸・マッサージによる施術が必要と判断し、
かつ歩行困難のため往療が必要と判断された方々に対し、
鍼灸・マッサージによる訪問リハビリを行っています。
鍼灸マッサージを行うことで血液の循環を良くし、さらに体を動かすことで
寝たきりの予防・改善を目指します。
訪問鍼灸マッサージについては、いつでも私たちにご相談下さいね!
鍼灸指圧専門 「本間治療院」