こんにちは!
鍼灸指圧 本間治療院の熊谷です!!
今日はとても暑い一日でしたね。
10月も下旬に入るというのに東京は最高気温が28℃まで上がったようですね。
夏なのか秋なのかわからなくなってしまいますね。
明日からは比較的気温も落ち着いてくるようですが、今日との気温差で風邪など引かれませんように体調管理をしましょう。
さて本題です。
今回のブログでは、肩関節の外転運動に関与する筋肉を紹介させていただきます。
外転運動に関与してくる筋肉の主なものとして2つあり、
今回はそのうちの一つ、棘上筋(きょくじょうきん)をご説明します。
棘上筋(きょくじょうきん)
このように、肩甲骨の上のほうから腕の骨についている筋肉であり、ローテーターカフと呼ばれる肩関節を安定させる働きをする筋肉郡の一つです。
(起始)肩甲骨棘上窩 (停止)上腕骨大結節、肩関節包
主な働きといたしまして、
① 腕の骨(上腕骨)を肩甲骨(関節窩)に引き付けて肩関節を安定させる。
② 肩関節における腕の骨(上腕骨)の外転。(30°付近まで)
③ ローテーターカフの中で唯一、腕の骨(上腕骨)を吊り上げる。
上記のような働きをする筋肉になります。
棘上筋は以前のブログでも紹介したとおり、外転の動きの際に肩峰(けんぽう)と呼ばれる肩先の骨と腕の骨(上腕骨)にはさまれたり、摩擦によってのストレスを受けやすい筋肉でもあります。
そのため、肩周りの痛みの原因となりやすく、さまざまな疾患の原因となりうる筋肉です。
例として、五十肩(四十肩)、野球肩、腱板炎、腱板断裂 等々まだまだ多くの疾患がありますが、主なものでもこれだけあります。
もう一つの筋肉は次回のブログにて紹介させていただきます。
肩の動かし始めに痛みを感じたり、違和感などを感じたら鍼灸治療によって改善させていきましょう!!!
鍼灸指圧専門 「本間治療院」