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油断大敵!? ひねった足首と固定 ~癖になった捻挫と鍼灸治療~

こんにちは!

鍼灸指圧 本間治療院の熊谷です。

 

またも寒波がやってきました!

東京でもとても寒くなるようですね。

 

もしかしたら雪が降るかもしれない予報ですので、皆さん十分に気をつけましょう!

 

今回は足関節捻挫についてです。

 

足関節捻挫・・・簡単に言うと足首の捻挫です。

よく耳にする外傷(けが)の1つですね。

 

たかが捻挫なんてすぐ治るじゃん!

 

とお思いの方が多いかもしれませんが、

捻挫はたかがなんていえない外傷なんです。

 

骨折や脱臼と比べて治癒期間(治るまでの期間)が長くなることが多いのです!

 

なぜならば、骨折や脱臼は手術や治療をした後、ギプスなどで固定をしてその後にリハビリに入ります。

捻挫の場合はどうでしょう?

 

捻挫だからといってしっかりとした治療をしなかったり、固定を拒んだりすることで安静にしている期間がほぼなくなります。

そのため痛めた筋肉や靭帯などが回復する前に動かしてしまい、靭帯が緩んだままになっるため、治癒せずに捻挫が癖になってしまう方がいらっしゃいます。

 

癖になってしまった捻挫に対して鍼灸治療はとても有効です!

 

ちなみに、固定するの目安の期間は損傷の程度(痛めた具合)によって違いますが、

 

足首の捻挫の場合

軽症のものでも固定2~3週間、重症のものだと6週間ほどの固定が目安となります。

スポーツ選手や部活動をしている学生さんなどは再発防止のため、受傷後3~6ヶ月間は再発防止のためサポーターやテーピング固定することがベストです。

骨折に多い手首の骨折(Colles骨折)の場合、手術をしないで治療・固定をした場合でも4~6週間の固定が必要となります。

 

このように、捻挫であっても固定期間は骨折とほぼ同等の期間が必要になるのです。

 

しかし、仕事やスポーツなど諸事情により固定できない方もいらっしゃると思います。

固定できなくともしっかりと治療をすれば治癒までの期間を短くすることができます。

 

捻挫の初期段階の処置としてRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)の後に、固定や治療をした後、痛みや違和感などがとりきれていない場合には鍼灸治療をお勧めします。

鍼灸治療の効果といたしまして、消炎作用(炎症を抑える)や増血作用(血流を増やす)などがあり、痛みを抑えるとともに血流を改善させて新しい腱や筋肉の造成を助けます。

 

しっかりした治療を受け、楽な生活を送れるようにしましょう!

 

 

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