こんにちは!本間治療院のコガワです!
寒さ厳しい日が続きますが、お身体のご調子はいかがでしょうか?
寒い日には、温かいものを食べて、お風呂にゆっくり浸かるのが一番ですね(^o^)
さて、今回もお灸のお話ですが、今回は当院で実際に使用しているものをご紹介致します!
☆長生灸☆
山正社の長生灸(ちょうせいきゅう)というお灸です。
台座の真ん中に小さな穴が空いており、その上に艾(もぐさ)が乗っています。台座灸、または隔物灸とも言われます。
当院では最高温度別に、ライト・レギュラー・ハードの3つをご用意しています。
ライトは約53℃、レギュラーは約58℃、ハードは約64℃まで上がり、症状・体調に合わせてこれらを使い分けています。
☆カマヤミニ☆
釜屋もぐさ社のカマヤミニというお灸です。温筒灸とも言われます。
これは、艾を紙筒に詰めたもので、施灸するときは艾を押し上げて艾と皮膚との間に空間を作って使用するお灸です。最高温度は48℃前後で、長生灸よりも緩やかに温度が上がります。
☆電気温灸器☆
火を使わずに、電気で温めるお灸です。
当院では、全医療器社の電気温灸器 shouki(ショウキ)を使用しています。
熱導子は、かぶれにくい透明セラミックと樹脂でできており、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けることができます。また、煙が出ないので、煙が苦手な方、呼吸器疾患のある方でも治療することができます。シールで肌にくっつけるので、凹凸があるところでも貼り付けることができます。時間を設定できるので、連続したお灸感覚が再現されています。しっかり温熱刺激を入れられるモードとゆっくりとした温熱刺激を入れられるモードがあり、温度のレベルも8段階に調節ができるので、患者様の状態に合わせて治療することができます。
☆直接灸☆
直接、艾をひねって施灸することもあります。艾の質、大きさ、ひねる硬さなどによってお灸の温度を変えることができます。
例としましては、逆子の治療でこの直接灸を行います。足の小指の爪の付け根外側にある「至陰(シイン)」というツボに、米粒半分くらいの大きさの艾を施灸し、しっかり熱を加えます。
☆円筒灸☆
筒に線香が刺さっているもので、直接焼くタイプではなくジワーっと温めるものです。
以上が、当院で使用しているお灸の数々です。
お灸について、知って頂けましたでしょうか?
お灸に対して、「熱そう」というイメージがある方もいらっしゃるかと思いますが、気持ち良い程度に調整することができますので、リラックスして受けてくださいね。