こんにちは!
鍼灸指圧 本間治療院の熊谷です。
昨日は立秋でした!!!
暦の上では秋!
秋だというのにとっても蒸し暑くてたまらないですね
ましてや11日からはお盆だという方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
リオオリンピックも開幕しましたので寝不足や熱中症に注意して体調を崩さないように管理していきましょう!!!
前回のブログでは腱板断裂のお話でしたが、今回のブログは肩峰下滑液包炎です!
肩峰下滑液包炎…なかなか聞きなれない名前ですよね!
まず、滑液包とは関節の動きをスムーズにするために筋や骨の摩擦を軽減する組織です。
その中でも肩峰と呼ばれる肩先の骨と棘上筋という筋肉の間にある組織のため肩峰下滑液包と呼ばれています。
滑液包の内部は、滑膜と呼ばれる膜で覆われており滑液と呼ばれる液体で満たされています。
また神経、血管、リンパ管が豊富にあるため、過敏であると同時に炎症を引き起こしやすい部位でもあります。
肩峰下滑液包は腱板(主に棘状筋の腱)に接しています。
そのため、肩峰下滑液包の炎症は以前のブログで紹介した腱板炎や腱板断裂などに引き続いて発生するものが多く、肩峰下滑液包炎だけが発生するのはまれであるとされています。
痛みとしては、腕を挙げていくと挙げ始めと真上に挙がったときには痛みは無く、途中の50度~130度くらいで痛みが出ます。また腕を後ろに上げ、逆手側に伸ばしていくと痛みが少なくなることが多いです。
肩峰下滑液包は筋肉の下にある組織のため、鍼灸治療がとても有効です。
中年以降で数日前に激しい運動をして肩が痛い方など、肩峰下滑液包炎の可能性があります!
五十肩や他の疾患に波及する前にしっかりと治療をしましょう!!!
鍼灸指圧専門 「本間治療院」