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肘を引くと肩の前に痛みが出る!!そんな症状の原因は!?

こんばんは!!

鍼灸指圧 本間治療院の小林です!

連続して五十肩を6回に分けてご紹介しています!

第1回 五十肩(総論)

以下は各論です。

第2回 五十肩~上腕二頭筋長頭腱炎~

第3回 五十肩~腱板炎~

第4回 五十肩~腱板断裂~

第5回 五十肩~肩峰下滑液包炎~

第6回 五十肩~石灰沈着性腱板炎~

本日からは各論として五十肩~上腕二頭筋長頭腱炎~についてご紹介いたします!

まず、五十肩~上腕二頭筋長頭腱炎~とは上腕二頭筋(力こぶの筋肉)と呼ばれる筋肉の付け根の部分の使いすぎや疲労により、炎症を起こして肩の前の部分に痛みが出る症状のことを指します。

原因としては上腕二頭筋長頭腱の使いすぎや過度な付加がかかることにより、肩の前面に痛みが出ます。

意外と知られてはいませんが、上腕二頭筋(力こぶの筋肉)は肩から付いている筋肉で上腕骨と呼ばれる腕の骨の「結節間溝」と呼ばれる細い溝を通り、太い上腕二頭筋として腕に付着します。

そのため「結節間溝」で上腕二頭筋長頭腱が腕の曲げ伸ばしや、肩に負担のかかる姿勢や動きをすることによって上腕二頭筋長頭腱が擦れて炎症を起こしてしまいます。

症状としては主に腕を伸ばしたり、肘を引いた時など腕を動かしたときに肩の前に痛みが出ます。

重い荷物を持った際にも同じく痛みが出ます。

また夜間時や寝る前に痛みが出ることもあります。

重症化してくると安静にしていても痛みが生じることもあります。

治療としてはまず痛みの改善と同時に生活リズム(自律神経)の改善が重要になってきます。

まず、自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経があります。

交感神経は仕事をしている時や集中している時に優位になる神経で、副交感神経は睡眠や食事・休息などリラックスしている時に優位になる神経で、この2つの神経のバランスが良いことで健康でいられます。

しかし、交感神経が働き過ぎてしまうことで筋肉が硬くなり、血管や神経を圧迫して「上腕二頭筋長頭腱炎症や肩の前面の痛み」の症状を強くしているので、当院独自の自律神経調整法を用いて交感神経の緊張を解き、全身の緊張を和らげる施術を行います!

その後、五十肩~上腕二頭筋長頭腱炎~対する経穴(ツボ)を使い治療します!

(※上腕二頭筋長頭腱炎では結節間溝部に痛みがでることが多いため、圧痛部位や肩内陵と呼ばれる経穴(ツボ)を使用します!)

五十肩~上腕二頭筋長頭腱炎~では上腕二頭筋長頭腱の使いすぎや負荷がかかることにより炎症が強く起こり、肩前面に痛みを生じるため、個人差はありますが、強い肩の痛みや可動域制限も多く見られますので、患者様1人1人にしっかりお話しを聞きして、1人1人に合った適切な治療を行っております!

肩前面の強い痛みや肩を動かすと痛い、肩が動かしづらいなどの症状でお悩みの方は当院までご相談ください!!

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