こんにちは! 鍼灸指圧 本間治療院の岡本です。
今回は坐骨神経痛について説明します。
まず、坐骨神経とは、腰椎4番から仙骨3番に由来する、人体で最大の神経で、膝から下の皮膚の感覚のほとんどと、お尻からふくらはぎにかけての筋肉を支配しています。
梨状筋と言うお尻の筋肉が炎症を起こしたりすると、坐骨神経が締め付けられて痺れや痛みなどの症状が出ることがあります。歩行中に捻ったり、無理に足を外転させたり、不自然な姿勢で長時間立っていたりすると起こりやすいです。
日常生活では、硬めのベッドで膝の下に枕を入れて膝関節、股関節を軽く曲げているとらくになります。
横向きで寝るのが楽な場合はその姿勢で安静にしていると良いです。スポーツや重労働は控えてください。
鍼灸治療で、神経を圧迫している筋肉を弛め、神経の炎症を無くします。鍼や灸によって神経や筋肉への血液の量を増やし、血行を良くします。また場合によっては鍼にパルスをかけて、神経に電気的信号を与え、炎症により過敏になった神経を静めることが可能です。
坐骨神経痛でお悩みの方は早めに鍼灸治療を受けることをお勧めします。
鍼灸指圧専門 「本間治療院」