こんにちは!!
鍼灸指圧 本間治療院の研修生の小林です!
本日から坐骨神経痛の起きやすい疾患を7回に分けて紹介いたします!
第1回 椎間板ヘルニア
第2回 変形性脊椎症
第3回 椎間関節症
第4回 脊椎すべり症
第5回 脊柱管狭窄症
第6回 梨状筋症候群
第7回 仙腸関節障害
第3回目の今回は椎間関節症についてご紹介いたします!
まず、椎間関節症とは腰の関節を支えている靭帯の炎症や軟骨が擦れたり、すり減ったりして、初期は腰のこわばり、症状が進行していくと腰痛、下肢へのしびれといった症状が出る疾患です!
主な原因としては多くは加齢によりますが、日常生活で腰の曲げ伸ばしや捻る動作、重いものを持つことが多い人は腰に大きな負担がかかり腰を支えている靭帯・軟骨が関節に挟まったり、すり減ったりして腰の違和感から腰の痛みに移行していきます。
症状としては初期には背中から腰にかけてのこわばり感や軽い痛みが主な症状ですが、日頃からの姿勢の悪さや腰に負荷のかかる動作(腰の曲げ伸ばし、回旋、捻りなど)を多くしていると腰への強い痛みに変わります。
その後腰に負荷のかかる動作(腰の曲げ伸ばし、回旋、捻りなど)が原因で腰の関節が磨り減ったりすることにより骨の形成が進み、骨棘(骨にでっぱりのようなもの)ができ、腰周囲の軟部組織(筋肉・神経)が圧迫され、炎症を起こし、腰や足にかけて痛み・しびれなどの症状が出ます。
ここで重要なのは骨棘ができることで痛みが出るのではなく、腰周りの疲労などにより、腰周囲の軟部組織(筋肉・神経)が炎症を起こし、痛みやしびれなどの症状が出ることです!
治療としては症状の出ている部分の治療はもちろんですが、根本的な痛みとなっている原因の改善の治療を致します。
その根本的な原因として自律神経の調整を行います!
自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経があります。
この交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になると筋肉が硬くなったり、血管が収縮します。
その交感神経が働き過ぎてしまうことで腰や下肢の筋肉が硬くなり、腰や足先の神経を圧迫して「腰の痛みやお尻から足先にかけてビリビリとしたしびれ」の症状を強くしているので、当院独自の自律神経調整法を用いて交感神経の緊張を解き、腰周辺の筋肉だけでなく、全身の緊張を解く施術を行います!
椎間関節症では腰の靱帯の炎症や軟骨のすり減っているのが主な原因で腰周辺の筋肉が疲労し、筋肉が硬くなっているため、筋肉の疲労や硬結(コリ)を取り除くことで神経の圧迫を和らげ、症状の改善に努めていきます。
また腰から足先しびれが強い方などの症状がある方にも詳しくお話を聞いて、患者様一人ひとりに合わせた治療を行っております!
腰の痛みやお尻から足先にかけてビリビリとしたしびれでお悩みの方は当院までご相談ください!!
鍼灸指圧専門 「本間治療院」